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エンジョイ登山

大崩山 1644m 2009/9/20

わく塚~大崩山~坊主尾根コース

上祝子登山口~大崩山荘~下・中・上わく塚~リンドウの丘~石塚~大崩山~石塚~小積ダキ分岐~小積ダキ~ 見返りの塔~大崩山山荘~上祝子登山口

かねてからの目標であった大崩山に登った。 

本来ならば紅葉の時期に登りたかったのだが、11月ともなると陽の暮れるのが早く、はたして登れるだろうかと心配であった。

九州で一番遭難事故の多い山である。 

現在も遺体の見つかっていない行方不明者が20人程居るらしい。 

危険な山であることも承知の上での登山です。

過去4ヶ月間の登山は、この大崩山に登るためのトレーニングだったと言っても過言ではない。 

そんな中で自分なりに綿密な準備をしてきたつもりである。

今回は、陽の長いうちに練習登山としてチャレンジすることにした。 

本番は紅葉の10月下旬から11月上旬。

家を午後6時に出発。 

途中食料などの買い物をして、上祝子登山口駐車場に10時30分に到着。
 
車中泊して翌朝6時に出発することにする。 

明日はあこがれの山に登ると思うと、期待と不安とでなかなか眠れない。 

12時に寝袋に入るが暑くて眠れない。 

パンツとシャツ1枚でやっとうとうとしかけると、次から次に来る登山者の車の音や叫び声で全く寝れない。 

結局2時間とは寝ていないだろう。 

山小屋のほうが良かったかな?

マップ1s 

大崩山の見所は湧塚コースの袖ダキ・乳房岩・下湧塚、中湧塚、上湧塚の岩峰群で、初めてこの地の写真を見たとき強い感動をうけ、何が何でも行って、この目で確かめたくなりました。

4時起床。 

パンを1個食べて5時50分に登山開始。 

予定より10分早めに。 

あたりはまだ薄暗くテープなどは確認できない。

2009.9.20大崩山 (9)s 

上祝子登山口から入山し大崩山荘(無人)に向かいます。 

山道は緩やかです。 

約30分程で到着。 

約50人程度収容できます。

まずは山荘前の河原にて水位のチェックをする。 

増水の場合は下山ルートで川を渡れなく1時間以上の回り道を強いられる。

左に行くと坊主尾根コースだが直進して湧塚コースの第一のチェックポイントである湧塚分岐を目指す。

湧塚分岐まで20分で到着。 

直進すると三里河原(モダチコース)ですが左に進路をとり袖ダキ展望所を目指します。

巨岩のある祝子川河原からは小積ダキの岩峰、湧塚の岩峰が広がり、河原には鉄製の橋が架かかっています。

ここを渡り対岸に進む。(ダキとは岩壁の事です)

2009.9.20大崩山 (18)s 

山小屋付近ではまだ薄暗かったのですが、河原まで来ると明るくなり、朝日の中にこれから目指す岩峰が見えています。

2009.9.20大崩山 (13)s 

空には雲一つ無く晴渡っています。

巨岩の間のやっと通れる位の狭い道を進む。

2009.9.20大崩山 (21)s 

湧塚分岐から75分で袖ダキ展望台と大崩山山頂との分岐点に到着。(袖ダキ分岐) 

分岐より左に5分程進むと展望台に到着。

2009.9.20大崩山 (35)s 

袖ダキ展望台は絶壁になっているので慎重に行動。 

それにしても見事な景色です。

2009.9.20大崩山 (29)s 

何人をも寄せ付けない深い小積み谷は、覗き込むと吸い込まれそうです。

2009.9.20大崩山 (30)s 

始めのうちは岩の上に立つことさえもままなりませんでしたが、慣れてくると結構動けるようになるものですね。

2009.9.20大崩山 (32)s 

ハンディーカムによる動画の撮影に写真撮影にと結構動き回りました。 

ずっと眺めていたいのですが、先が長いので先に進むことにします。 

展望台を後にし岩上を進むと本ルートに合流します。

2009.9.20大崩山 (40)s 

中湧塚までは岩上のルートを進んで行きます。

2009.9.20大崩山 (46)s

2009.9.20大崩山 (54)s 

中湧塚から上湧塚へは直接行けないので、一旦中湧塚を梯子で下りて本ルートに合流して、上湧塚の直下まで行きます。

2009.9.20大崩山 (56)s

2009.9.20大崩山 (70)s 

上湧塚岩上登り口はかなり手ごわい梯子・ロープ場です。

2009.9.20大崩山 (82)s 

身体がやっと抜けるくらいの隙間をくぐっていかなくてはなりません。 

勿論リュックなどは下の上湧塚分岐にデポして登ります。 

カメラを持っていくのが精一杯のスペースしかありません。

2009.9.20大崩山 (84)s 

上湧塚からの展望です。

2009.9.20大崩山 (91)s 

険しいコースなので諦めて次に進む人も多いですが、せっかく来たのでチャレンジしましたが、やっぱりチャレンジして良かったなって思います。

2009.9.20大崩山 (95)s 

ガッツポーズ

2009.9.20大崩山 (111)s 

ここでもまた、ずっと眺めていたい気持ちでいっぱいですが、次の目標のリンドウの丘展望台を目指します。

2009.9.20大崩山 (81)s 

リンドウの丘分岐点より左折して坊主尾根方面に10分程進むとリンドウの丘展望台に到着。 10時55分。 

ここからの展望はすばらしく、登ってきた下・中・上湧塚の様子が一望できます。

2009.9.20大崩山 (105)s

2009.9.20大崩山 (104)s

2009.9.20大崩山 (113)s 

それにしても見事な青空です。

日頃からの行いが良ければ天候にも恵まれますョ。 

リンドウが丘展望台には山頂を経由して、下山道の途中から来るルートも有りますが、私の場合は山頂の前に行くことに決定。 

実はこれが大正解で、へたをするとこのまま即下山を余儀なくされるところでした。

私のすぐ後にリンドウの丘展望台に来た人は、何十人もハチに刺されて多い人は数十箇所も刺されたみたいで、その後の登山は諦めて下山しました。 

数箇所しか刺されていない人も、痛みに悩まされながら、苦痛の中での登山だったみたいです。 

また、ある1人の女性は何故かハチに何kmも追っかけられて人から借りたネットをかぶり、暑いのに雨具を着用しての登山が続きました。 

きっと女王蜂のフェロモンか何かが付いて追っかけられたのでは?

何はともあれ、トラブルに巻き込まれなくて幸いでした。 

下の写真はリンドウヶ丘に咲いていたリンドウです。

2009.9.20大崩山 (71)s 

リンドウの丘を経由して大崩山山頂へは登らずに、直接坊主尾根コースに進む登山者が多いみたいですが初めての大崩山ですので勿論山頂を目指すことにします。

山頂に行かなければ約2時間程は短縮できそうです。 

大崩山の魅力は上湧塚までで、山頂そのものは展望も全く無いそうです。 

次回登る時はたぶん坊主尾根ルートへと進むでしょう。 

山頂に行く途中の坊主尾根分岐点にリュックをデポして、カメラ・ドリンク・おにぎり2個だけ持って山頂を目指す。

途中の石塚からの展望も良く、由布岳・九重連山・祖母・傾、南側には韓国岳までもが展望できた。

2009.9.20大崩山 (124)s 

ここから山頂までは約6分ほどしかかからなかった。

背丈ほどの笹をかきわけ進むが笹の中に突然突き出た木の枝には注意が必要。

2009.9.20大崩山 (127)s 

山頂には1組の年配のカップルだけで、特に見るところも無く石塚まで戻る。 

石塚にておにぎりを食べるが、1個を食べるのが精一杯で、喉を通らない。

休憩もそこそこにリュックをデポした坊主尾根分岐点まで戻る。

分岐点から次の目的地である小積ダキを目指す。

予定では約35分の予定である。

2009.9.20大崩山 (138)s 

小積ダキには数名の登山者が居て、目の前に広がる大岩壁に向かって「ヤッホー」と叫んでいた。 

最近の登山では「ヤッホー」の声をめったに聞くことがないようだ。 

こだまも久し振りに聞いた気がする。

2009.9.20大崩山 (132)s 

右下にはこれから進む坊主尾根が一望できる。 

壮大な岩場の眺めである。象岩のトラバース箇所もよく観察できる。

このレポートを読んでいるあなたの顔にも見える岩の下をトラバースして進むことになる。

2009.9.20大崩山 (140)s 

小積ダキでもしばらくの展望と撮影を楽しんで、象岩のトラバース地点へと進む。

小積ダキから見ると怖そうな様にも見えたが、いざ来て見ると大したことはない。 

以前の私ならビビッていたかも知れないが、今は慣れっこになってしまってる。

2009.9.20大崩山 (145)s 

しかしながら油断は禁物。 

気を引き締めて進むことにする。 

注意書きもあって、カラビナの使用、1人づつの歩行とある。

ここからは登山道が急で、梯子の連続である。 

ロープ・木の根っこに摑まりながら高度を下げる。 

しばらくは梯子・階段はうんざりって感じです。 

当分は家の階段も登りたくないですね。笑。

2009.9.20大崩山 (148)s 

巨岩の間を通り抜けて進む。 

人の姿がまるでアリみたいに感じます。

2009.9.20大崩山 (153)s 

米の形に似ている米岩。

2009.9.20大崩山 (158)s

2009.9.20大崩山 (149)s 

ここから歩くこと約50分で林道分岐点に到着。

来るときに確認した祝子川の水位が高いと、ここから右に進路をとり、大崩山荘をパスして登山口まで向かうことになる。

2009.9.20大崩山 (167)s 

祝子川でしばらく休憩。 

川を渡れば大崩山荘はすぐである。

冷たい澄んだ水がとても気持ち良い。 

生き返ったようだ。

ケルンや赤いテープに注意しながら慎重に下山します。 

ここでは多くの人が道に迷うそうですが、間違っていても最終的には徒渉点につながっていますので、余り気にしなくても大丈夫だそうです。

石の間を飛び対岸に渡ると大崩山荘まではあとわずか。

山荘到着が3時35分。 

山荘の中の様子などを確認して登山口へと向かう。

2009.9.20大崩山 (170)s 

すでに、明日の登山予定の人たちが何人も居ました。

2009.9.20大崩山 (168)s 

小屋の外にもテントを張った人たちが居ます。 

今日も満員近くなりそう。 

大崩山荘から登山口までは約25分の下りである。


登山記念に大崩山の石3個(けっこうデカイ)と天然水をリュックに入れての歩行は、かなりこたえる。

2009.9.20大崩山 (174)s 

登山口到着が予定より4分遅れの4時4分。

何事も無く、すべてが予定道理に進み、無事に下山出来てホッとしています。

大崩山に登れたら、宮之浦岳のほうが楽との事ですので、大きな自信にもなりました。

家に帰って体重計に乗ってみると、昨日は64.4㎏あった体重が59.6㎏に激減。

2~3日で元に戻るでしょうが、15年ぶりに60㎏を切ってビックリ。

水分は2ℓ程は摂ったのですが、昨日の下痢が響いてか食欲も無く、途中オニギリ1個だけしか食べてなく、下山してすぐに冷たいコーヒーを飲んだら気分が悪くなり吐いてしまいました。

それから一気に疲れたって感じです。 

それまでは結構快調だったのですが・・・。

やっぱり体調だけは整えて登るべきですね。 

反省。

今日は最高の一日でした。 紅葉の時期にもう一度登りたい山です。


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tsurikichi

Author:tsurikichi
1955年10月生まれ 男
大分県日田市在住
趣味 登山・魚釣り(海)


体調を崩し、リハビリのつもりで始めたウォーキングが、今ではドップリと山登りにはまってしまいました。


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