大船山 (5回目) ミヤマキリシマ観賞登山ガラン台より大船山・北大船山・風穴を周回本格的な梅雨の時期となり各地で大雨の被害も出ているなか、先週に引き続き九重連山の大船山にミヤマキリシマ観賞に行きました。
先週は体調が悪く、ましてや雨の中の登山でしたが、今日はお昼過ぎまでは大丈夫との予報です。
山頂からの日の出を見ようと午前2時10分にガラン台登山口から入山。
今回は原田氏と一緒に登ります。
第二ゲートからスタートの予定でしたが第一が閉まっていました。
第一ゲート下の駐車スペースに車を停 めて長いコンクリートの道路をと登って行きます。
おしゃべりをしながら登っていたので、最初の分岐点を うっかり通り過ぎてしまい、出足から10分程のロス。
3時40分に入山公廊の分岐点に到着です。
立ち寄っても暗くて良く見えないかも知れませんが、原田氏は始めての場所なので立ち寄ってみることにしま した。
しかしながら真夜中の墓地はあまり良い気分にはなれませんね。
4時18分。 やっと東の空が見える場所まで来ました。
うっすらと明るくなりつつあります。
日の出の時刻ははっきりとは分かりませんが、このペースで進めば間に合うはずです。
御池の散策は後回しにして、まずは山頂に向います。
御池付近のミヤマキリシマはすでに盛りを過ぎた感もありますが、薄暗くて全体像は体を見渡すことは困難です。
4時50分に山頂に到着です。
5時03分。 日の出の瞬間です。
思っていたより雲が少なく、少し物足りない夜明けでしたが、やはり感動の瞬間です。
上の写真は由布岳方向の展望です。
しばらくの間、山頂での写真撮影で大忙しです。
じっとしているとアンダーシャツ一枚だけでは少し肌寒さを感じますが、少し動けば汗ばんできます。
下の写真はミヤマキリシマを入れての日の出を撮影しました。
下の写真は阿蘇五岳の展望です。
そうこうしている間に徐々に明るくなってきたので、あらためて原田氏との記念撮影です。
日の出の時刻に合わせて何人かの人たちが登って来るだろうと思っていましたが、私達だけでした。
大船山は登山口から時間がかかるからでしょうか?
あたりが完全に明るくなるのを待って、御池の散策に向います。
リュックは山頂にデポして進みます。
先日の大雨で水量が多く湖畔には近寄りづらくなっています。
春・夏・秋・冬と同じアングルでの写真を撮りたかったのですが、今日は無理でした。
紅葉の時期、樹氷の時期、そして今回と違った感動を与えてくれます。
湖面のさざなみが綺麗でしたので撮影してみました。
明るくなったとは言ってもこの方向からだとどうしても逆光となり暗くなってしま います。
下の写真は御池の上にあるミヤマキリシマの群生ですが、やはり時期が遅かったようです。
再び大船山山頂まで登り、展望を楽しみました。
下の写真は三俣山・硫黄山方向の展望です。
空気が澄んでいて気持ちの良い朝です。
下の写真は由布岳。
曇も綺麗でした。
下の写真は阿蘇五岳。
下の写真は山頂から見る北大船山と米窪の展望です。
下の写真の三俣山もスッキリとして綺麗です。
原田氏は少しお疲れモードで横になってしまいました。
徹夜の登山は慣れていないので・・・。
それに比べると最近の私は徹夜登山の多いこと・・・。 あまり良いことではありませんが。
十分に楽しんだはずなのに、いざ下山となるといつも心残りな気分になります。
次は段原に向います。
一面ピンク色とはいきませんが、咲き残りのミヤマキリシマでも十分素晴らしい景色です。
下の写真は段原の定番スポットからの大船山山頂方向の展望です。
北大船山到着が6時49分でした。
朝が早かったので、エッ、まだ7時にもなってないの?って感じです。
下の写真の北大船山下の窪地には水がありません。
数日前までは池になっていた水はすっかり無くなっていました。
米窪を左回りに進みます。
ミヤマキリシマの群生の間を進みますが枝が邪魔で、服を破らないように気をつけて進みます。
こちら側からの大船山の展望も良いですね。
ここから風穴までは急な下りが続きます。
下のの写真は途中の大岩の上からの黒岳方向の展望です。
樹木が多くなかなか黒岳全体が見渡せるスポットは有りませんが、この大岩の上に立つと遮る樹木はありません。
ただし、この岩に登るにはかなりてこずりました。
狭い樹間を進み、滑る岩をよじ登り進みます。
原田氏は、疲れたと言いながらも先になってよじ登って行きます。
高度感バツグンです。
長い急坂を下り、風穴への分岐点に8時15分に到着です。
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- 2011/06/25(土) 21:42:35|
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平治岳 雨の中のミヤマキリシマ観賞登山梅雨の時期となりうっとうしい毎日です。
先週の日曜日に息子と大船山・平治岳のミヤマキリシマの観賞登 山を計画していたが雨のため中止。
時期的には今週のほうが見頃だとは思うが、明日の日曜日は町 内行事のため行けません。
天候も雨との事で、今年のミヤマキリシマ観賞登山は半ば諦めて いました。
今日は第3土曜日で仕事もあるし・・・。
しかしどうしても諦めが付かず、朝駆けで登り、午前中に帰ってき 天候も雨との事で、今年のミヤマキリシマ観賞登山は半ば諦めて 仕事をすることにしました。 遊び優先の私です。
雨もお昼までは降らないことを願いつつ、男池の登山口に向います。
家を出るときはうっすらと月も出ていましたが、途中から小雨が降 りだしました。
登山口出発が2時30分。
霧雨のため雨具は着用しないで進み ますが、かくし水(下の写真)あたりから雨足が強まり雨具を着用。
ヘッドライトを付けて登ります。
本来ならば山頂で日の出を見る予定でしたが、今日は無理みたいです。
進むにつれガスも濃くなり視界もだんだんと悪くなってきました。
しかしながら反射テープのおかげで迷うことはありませんでした。
ソババッケ(下の写真)を過ぎたあたりで突然お腹の調子が悪くなり、しばらくすると今度は吐き気をもよおし、足が進まなくなりました。
一時は登頂を諦めて下山も考えましたが、大船山を諦めて、平治岳だけに登る事にしました。
下の花(実)は何でしょう?
4時55分に大戸越に到着です。
ここまで1時間40分の予定が2時間25分もかかってしまいました。
空も明るくなりつつありますが雨足は強くなってきました。
平治岳南峰を目指し徐々に高度を増して行きますが、足取りは重く意識がもうろうとしています。
雨具を着用していても中は汗でグチャグチャです。
今までにない苦痛との戦いで頂上へと向います。

雨は止む事無く降り続き、ガスも時折薄くはなるものの晴れることはありません。

写真を撮るのも一苦労です。
撮影の技術が無いのに加え、光は弱く、レンズが濡れてうまく撮れません。
大戸越付近のミヤマキリシマは少しスレ気味でしたが高度を増すごとにほぼ満開状態になっています。
天気が良ければ最高でしょうね。
しかしながら、半ば諦めかけていた今回の登山もできて十分満足です。
思えば花の寿命ってほんと短いですね。 きれいに咲き誇る時期に合わせて登ることって大変です。
撮影を楽しみながら(今回の場合に限っては苦しみながらのほうが正解かも?)
南峰到着が5時50分位。次に本峰に向います。 本峰到着が6時5分。
降りしきる雨の中、三脚を立てての記念撮影です。
山頂には誰もいません。 貸しきり状態です。
山頂でガスの晴れるのを待ちますが諦めたほうが良さそうです。
体調も今一なので下山することにします。
登ってくる時は登り専用の登山道を来ましたが、ミヤマキリシマの群生の中のコースだったのに比べ下山専用のコースには殆んど花 は有りません。
路面の状態も悪く、滑らないように下るのは一苦労です。
大戸越まで下ってきても、ふだんなら賑わっている登山者の姿は見えません。
6時40分に大戸越を後にして来た道を戻ります。
来るときは真っ暗で分かりませんでしたが、新緑が綺麗です。
何度と無く立ち止まり撮影しますが光が弱いですね。
ソババッケ付近で最初の登山者に出会いました。
その後ポツポツと出合い下山までに約30人程の人と出会いました。
かくし水(下の写真)到着が8時丁度でした。
いつもなら美味しい水を飲む場所ですが、今日は雨水が多く飲む気にはなれませんでした。
男池(下の写真)でも同様で今回は素通りしました。
登山開始には4~5台の車しか有りませんでしたが、かなり増えていました。
それでも雨の影響で登山者の数は少ないですね。 ミヤマキリシマのシーズンも今日で最後でしょう。
次回はどこの山に登ろうかな? (大船山山頂付近は来週あたりでもまだ楽しめるかも?)
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- 2011/06/18(土) 15:49:32|
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久住山山開き (赤川登山口より扇ヶ鼻~久住山周回) 今日は久住山の山開きです。
昨日の天気予報だと何とか午前中は天気も 持ちそうだとの事で、ミヤマキリシマの開花状態の調査をかねて、今までに登 ったことのないルートで行ってみることにしました。
来週は息子と平治岳・大船山に登る予定です。
山開きといえば大勢の登山者が 集結して混雑は必至です。
赤川登山口からだと牧ノ戸ほどの混雑はないでしょう。
6時前に駐車場まで来ましたが 駐車スペースは余裕があります。
最悪なことに家を出てから小雨 が降り続き、車内でしばらく様子を見るが、止みそうもありません。
中には登山(山開き)を諦めて 帰る人もいました。
6時30分になりましたので雨具を着用してスタートです。
最初の分岐(下の写真)でどちらに向おうかと悩みましたが、余り早い時間に久住山山頂に着いても、神事は10時からの予定です。
先に扇ヶ鼻に行っても間に合うと判断して左手に進みます。
先行者が二人居てなかなか道を譲ってくれません。
余りのんびりとしていると神事に間に合わなくなるのでは・・・?
雨は降り続き登山道は黒土でドロドロです。
なかなか前に出る事が出来ません。
とうとうシビレを切らして半ば強引に前に出てペ ースを上げます。
視界が開けてくるとミヤマキリシマも目に付くようになります。
写真を撮ろうとしますがレンズに水滴が付き悪戦苦闘しながらの撮影です。
新緑も美しいですが、新芽の赤も綺麗でした。
ペースを上げた事により一気に汗が吹き出てきます。
雨具の中は濡れてしまってビチャビチャです。
吸汗速乾のアンダーウエアーにゴアテックスのレインウエアーを着ていても、やはりうっとうしい限りです。
イワカガミの花も見受けられます。(下の写真)
先に進まなくてはならないのに、ついつい立ち止まって撮影をするので、更にペー スを上げなくてはなりません。
なだらかな上りも終わり急斜面が待ち構えています。
ここを登れば扇ヶ鼻の山頂ですが、考えていたよりもずっと大変なコースです。
滑りまくる黒土に手を焼きながら山頂を目指します。
アイゼンを持ってくればよかったなぁと思いました。
下の黄色い花は何でしょうか?
やっとの思いで扇ヶ鼻の山頂に8時10分に到着しました。
降りしきる雨の中での記念撮影です。
山頂は貸しきり状態です。
赤川登山口から登った人はみんな久住山直登のようです。
牧ノ戸登山口からの人も居ません。
撮影を楽しみ久住山に向います。
もう時間のことも気にせずに十分間に合いそうです。
扇ヶ鼻分岐までの間にはイワカガミ(上の写真)やマイヅルソウ(下の写真)の群生も見受けられます。
下の赤い花は何でしょう?
図鑑などで調べてもまちがっている事が多く、知っている人に教えてもらうのが一番ですね。
扇ヶ鼻分岐には多くの人が休んでいます。(下の写真)
休むといっても降り続く雨の中、腰をおろしている人は少ないみたいです。
久住別れ手前の非難小屋で時間調整をしながら久住山に向います。
お腹も空いて来たのでレーズンバターロールを2個食べましたが、屋根も無く雨の中で食べるのはいやですね。
久住山の山頂までは、色とりどりのレインウエアーを着た登山者でごったがえしています。
しかしながらここから山頂までの登山路は 広い範囲で登って行けるので渋滞するようなことはありません。
山頂はすでに多くの人で賑わっています。(下の写真)
神事の行なわれる10時には30分程ありますので周囲の展望を楽しむことに します。
雨は降ってはいますが、ガスがかかる事も無く、そこそこの展望を楽しむ事ができました。
下の写真は三俣山と硫黄山の噴煙です。
山頂では順番待ちをしながらも、一応記念撮影もできました。(下の写真)
神事が済むとお待ちかねのペナントの配布が始まりました。
先着順に配ると聞いていましたが、11時位までは大丈夫みたいです。
そうと解っていればもっと遅い時間から登ってもよかったかな?
10時30分に下山を開始しました。
雲海に向っての急降下が始まります。
何度と無く立ち止まり撮影を楽しみます。
こちらの斜面は扇ヶ鼻の南斜面に比べ、ミヤマキリシマは少ないようです。
この下山ルートは扇ヶ鼻の南斜面に比べると更に急で、行けども行けども滑る路面の連続です。
中には泥んこになったついでに尻で滑って下りる人もいました。
しかしながら私としてみればこのコースはお気に入りのコースとなりました。
高度感があり、展望も良くて最高です。
今度は天候の良い日に来たいと思います。
下の写真はミズナラの木かな?
新緑に包まれた気持ちの良い森です。
登山口近くの清流にて汚れたウエアー・靴を洗いさっぱりしました。
今日の雨は下山時までは一度も降り止むことはありませんでしたが、最高に楽しく又、最高に辛い登山を楽しむ事が出来ま した。
下の写真は山頂で頂いた記念のペナント です。
下の写真は帰りの車から見た風景です。 三愛レストハウス方面。

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- 2011/06/05(日) 21:44:57|
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カラ迫岳 新緑の渓流歩き 今日は福岡県のカラ迫岳に登りました。
久住連山のミヤマキリシマも気になるところですが、ピークは来 週あたりでしょうか?
今日は午前中仕事でしたので午後からの 出発です。
今回は福岡県星野村の山口集落から登ります。
カラ迫岳は、山と渓谷社の分県登山ガイドにも紹介され、展望の 良い山という事ですが、まだ黄砂の影響があるのでしょうか、遠く の方は霞んでいます。
天候は徐々に下り坂との事ですが、今日いっぱいは晴れとの予 報で雨の心配はな さそうです。
登山開始が2時20 分でした。
下の写真の左手か ら登ります。
カラ迫岳の山頂まで 1650mの看板があります。
この先もずっと距離表示の看板が有り、大変ありがたく感じます。
沢伝いに進んで行きますが、新緑の中の登山道は快適です。
小さな2段の滝(上の写真)を過ぎ、10分程で縦穴鉱口に到着。(下写真)
説明書きが無いので分かりませんが金山の跡でしょうか?
すぐ先には横穴の鉱口もありました。(下の写真)
鯛生金山も近くにあるし、鉱脈が埋まっているのでしょう。
更にすぐ先には「幻の滝」の案内がありましたが、下の写真の滝のことでしょうか?
ガレて滑りやすい傾斜を進んで行きますが、複数人数で登る場合は落石に注意しなくてはなりません。
3時丁度に県境のT字路に到着です。(下の写真)
広々とした分岐点には案内標識も設置されていて安心して進む事が出来ます。
ここからは進路を左方向に進みます。
右に進めば大分県側の登山口です。
あちこちで見かけた下の2枚の写真は何という花でしょうか?
良く見ると花の付き方や葉っぱの様子が違います。
上の写真はアマドコロという花だと思いますが、下の写真はナルコユリでしょうか???
T字路からはなだらかに尾根伝いに進むと次第に岩が目立つようになってきます。(下の写真)
3時20分に国境石群のピークである大岩に到着。
しばらく大岩の上からの展望を楽しみます。
下の写真は釈迦ヶ岳と御前岳の展望です。
本来ならば左手方向に久住連山も見えるはずなのですが、残念ながら霞んでいて確 認することはできませんでした。
下の写真は大岩から見たカラ迫岳山頂です。
下の写真は振り返ってみた国境石の大岩です。
下の写真は何の蕾でしょうか? かわいいですね。
ホナガタツナミソウ(準絶滅危惧種)にも出会う事ができました。(下の写真)
カラ迫岳山頂到着が3時30分です。
登山開始から1時間10分です。
標識をかかえての記念撮影です。
山頂にはツツジの花がちらほら。
まだ殆んどが蕾の状態です。
ここからの展望はほぼ360度見渡せますが、遠くの方は霞んでいます。
山頂には下の写真のボックスがあり、登山者が思い思いに書き込む日記帳が入っていました。
辺りにはヤマボウシ(上の写真)やツバキの花(下の写真)もありました。
色々な種類の花を観る事が出来ましたが、何の花なのかわからず、図鑑などで調べても断言できる花は極わずかです。
下の写真も何と言う植物なのかわかりません。 群生していましたが・・・。
下の写真はギンリュウソウですが資料によってはギンリョウソウとも書いて有りました。
どちらが正しいの?
なんともかわいらしい、お気に入りの植物です。
復路は往路を引き返し、登山口到着が4時45分でした。
マイナスイオンをたっぷりと浴びて、快適な登山でした。
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テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用
- 2011/06/04(土) 22:19:52|
- 福岡県の山
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