今日は九重町の北東に位置する平家山に登る事にします。
新・分県登山ガイドの地図をたよりに登山口へと向います。
本来ならば左図のE地点から右に進まなければいけなかったのですが、カーナビは左を示しています。
右への道はモニターには表示されていません。C地点では左方向へはゲートが閉まっていて進めません。
半信半疑の気持ちでA地点先まで進むと荒れた路面と草木が道を塞ぎ先に進めません。
Uターンすることも出来ずにバックでA地点まで戻り、ここから歩きます。(下写真)11時05分
しばらく進むと左手に赤いテープを発見。アレッ? 山頂は右手方向のはずだが?
きっと山麓を巻いて進むのだろうと思い、テープに沿って進みます。
次第にヤブコギ状態になってきましたが赤いテープは続いています。
かすかな踏み足も残っています。
ところがB地点まで行くとテープも無くなり、道らしきものもなくなりました。
止む無くA地点まで引き返します。
次にC地点(上写真)に車を停めてゲートを越えて進みます。
そういえば分県ガイドに、ゲートから取付点のある峠まで30分と書かれてあったのを思い出し、疑うことも無く進みました。
25分程登ると(上写真)林道終点に到着。D地点 (下写真)
どこかに取付点があるはずだが、いくら探しても見つからない。
またしてもミスコースと確信。 先まで伸びているはずの林道もここで行き止まりです。
トボトボとC地点まで戻ります。
どうしても登山口が見つからず、諦めて帰ろうかとE地点(上写真)まで来ると、小さく平家山への案内板を発見。
案内板にしたがって進むとすぐに鳥居のあるG地点に到着。(下写真)
ここが本来のスタート地点でした。
諦めかけていた気持ちに再び火が点り、12時50分に再々スタートです。
ゲートから30分の予定を20分で進み取付点(上写真)に到着。
ここから進路を右に進みます。
尾根に上がると快適に歩くことの出来る登山道がありました。(上写真)
自然林の中を進むとスズタケが多くなって来ます。(上写真)
いくつかのアップダウンを繰り返し進んで行くとやがて傾斜も緩み、「エッもう山頂?」 余りにも速い到着にビックリ。
山頂到着が1時25分。
スタート地点から1時間10分かかる予定の所を35分で到着しました。
好天気に恵まれ、春先の陽気で汗がしたたり落ちます。
三脚を立てて記念撮影をします。(下写真)
山頂は樹木に覆われていて展望が良いとは言えません。
樹間から見える由布岳や九重連山(下写真)は何処の山から見ても存在感が有りますね。
しばらく山頂でのんびりとした気分を味わい、下山は往路を引き返します。
所々にまだ雪も残っていました。(下写真)
「樹氷の時期に来ると綺麗だろうな」などと思いながら滑らないように進みます。
上の写真は取付点からGのスタート地点に戻る途中の林道から見た風景です。
青空と雲が綺麗でした。
登山口まで戻ってきたのが2時10分。
鳥居をくぐって尺間神社に行こうと思い50m程登っていきましたが、ランニング仲間との練習(ジョギング)を優先し尺間神社へは急遽断念することにしました。
この場から、今回も無事に登山を終えれたことを感謝の気持ちをこめて拝みました。
2度ものミスコースのため帰る時間が大幅に遅れてしまいました。
大急ぎで帰ることにします。 おまわりさん、ちょっとだけのスピード違反は大目に見てくれますか?
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- 2011/02/26(土) 22:45:03|
- 大分県の山
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高住神社より冬の英彦山へ 英彦山には以前何度か登ったのですが、今回はコースを変えて、高住神社から登ります。
登山口に着くまでにチェーン規制が有りましたが、何とかノーマルタイヤでたどり着く事ができました。
今年の雪は異常に多く今回で今季6回目の冬山登山です。
しかしながらこれほど雪が残っているとは思ってもみませんでした。
高住神社下の駐車場に車を停めて8時43分に出発です。
スリップしながら強引に駐車場に車を停めましたが、出れるかどうがが心配です。
路面はガチガチに凍っています。
スタートからアイゼンを装着しての出発です。
高住神社で安全祈願をして案内図に従い進みます。
スタートから15分程で左手に奇岩が見えてきました。 これが望雲台でしょうか?
少し進むと分岐点がありました。
立ち寄ってみようかと思いましたが雪が深くて大変です。
足跡も無く行った人はいないようです。 ここでは断念して先に進みます。
高度を増すと展望が広がってきた。 視界は良好。 連なる山々が水墨画のようだ。
北岳山頂に9時55分に到着。
雪は多く油断していると腰の辺りまでズボッと埋まります。
下の写真は中岳山頂の上宮を撮影したものです。
中岳山頂到着が10時35分でした。
りっぱな山頂標識と記念撮影
これほどまでにりっぱな山頂標識は今まで登った山にはありません。
休憩所には先客がいて、しばらくおしゃべりをしました。
今までに100回程英彦山に登ったが、今日程の景色はめったに無いですねと話してくれました。
そうこうしている間に次から次へと登山者が集まってきて、休憩所は満員です。
後の人に場所を譲って南岳に向います。
下の2枚の写真は中岳山頂からの展望で、由布岳・九重連山が浮かび上がっています。 見事な景色です。
下の写真は南岳への登り斜面から中岳山頂を撮影しました。
南岳山頂へは11時28分に到着です。
老朽化した展望台が有ります。
立ち入り禁止となっていましたが、悪いこととは思いつつ、自己責任で登ってみました。
展望台からの撮影を楽しみ再び中岳へと戻ります。
11時50分に下山を始めます。
いつまでも居たい気持ちもありますが、じっとしていると寒くなってきます。
北岳を通過して急坂を下っていきます。
再び望雲台への分岐に戻ってきました。
雪が深く一度は断念しましたが、好奇心?冒険心?が盛んで、やっぱり行って見る事にしました。
分岐点から岩までは僅か100mたらずの距離ですが、時には腰の辺りまで埋まりながらのラッセルです。
岩の谷間に差しかかると全く身動きがとれなくなりました。
上のほうに鎖はかかっているものの、下のほうは雪に埋もれて使えません。
登ったり埋まったり滑ったりを繰り返しながらやっとのことで登り着くと、そこには全く予想もしていなかった光景が待っていました。
鎖につかまって岩をトラバースして進みます。
左は急斜面で落ちたら大変では済まないかも?
ここでも先の方は鎖は雪に埋まって使えません。 頼りない草木に頼りつつ進みます。
最後に長い鎖(10m位あったかな?)につかまり、垂直の壁を登ります。
ここではアイゼンが邪魔に感じます。
登りつめたところにはフェンスがあり、向こう側はスッパリと切り立った断崖絶壁です。
思わずゾッとするほどです。
下の写真はフェンス越しにみた展望です。
しばらく展望を楽しみ、恐怖の急斜面を戻ります。
やっとの思い出分岐点に戻ったときにはホッとしました。
今回のコースのどこかに筆立て岩(逆鉾岩)が有る筈でしたが、まだ見つける事ができません。
見落としたのかと少し残念な気持ちで居ると、後から来た登山者の方が「もう少し下だよ」と教えてくれました。
言ってみると確かに有りました。
登るときには全く気付きませんでした。
下から見ても殆んど分かりません。
細い岩の上に別の岩が乗っかっています。
よく落ちないものだと不思議に思ったのですが、良く見ると乗っかっているのではなくて一つの岩のようでもありました。(?)
ここから10分程で駐車場まで戻り、今回の登山も無事終了です。
思ってもいなかった絶景を見る事が出来て最高の登山が楽しめました。
英彦山ってこんなにもすばらしい山だったのかと改めて感じました。
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- 2011/02/20(日) 16:20:34|
- 福岡県の山
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今季2度目の中岳(御池) + 星生山へ 今日は原田氏をさそって今季2度目の中岳に登りました。
昨日登る予定でしたが天候の悪化で本日に順延。
昨日の様子からすると、今日これだけ天候が回復するとは思いませんでした。
さっそく原田氏に連絡を取り出発しました。 原田氏は冬山へのデビュー戦です。
誘った以上はなんとか喜んでもらえる登山であってほしいと願いつつ登山口に向います。
今回は原田氏の車に乗せてもらうことにしました。
私もついにチェーンを購入しましたが、原田氏のスタッドレス装着車にて牧ノ戸登山口へ行きます。
積雪量は前回よりも多く、初めてスタッドレスタイヤの威力を実感しました。
登山口に着くと前回よりも駐車している車は少なく、難なく駐車する事が出来ました。
8時35分にスタートです。 いつも思うことですが、沓掛山までの登りは大変きつい。
身体がまだ慣れていないのでしょう。
前回に比べ登山者の数も少なく、登山路は新雪も積もってフカフカの状態です。
最初からアイゼンを着けての出発です。
展望台の広場の足跡もまばらです。
同じ雪山でも前回とは山の様子も違っています。
岩に吹き付けられた雪が霜降り肉に見えます。
樹氷のトンネルをくぐり、沓掛山に9時10分頃到着です。
途中撮影を楽しみながらのゆっくり登山です。
左手に星生山(上の写真)を望みながら西千里浜を久住分れへと進みます。
久住分れ到着が10時30分。
まずは御池へと向います。 前回よりも少し氷の厚さが薄いかな? 恐る恐る渡ります。
いつ見ても見事な景色です。
原田氏も写真撮影に大忙しの様子です。 御池を渡り池の小屋にて少し休憩です。
少しお腹も空いて来たので朝食?タイムです。
バックの中央の山が中岳山頂です。
急な岩場を一登りで中岳山頂です。
11時37分山頂到着です。 今回は二人での記念撮影です。
下の写真は三俣山。
次は硫黄山の噴煙です。
下の写真は坊ガツルです。
次に天狗ヶ城に向います。 下の写真は天狗ヶ城への登りから望む三池の展望です。
急な岩場を登って行きます。
山頂到着が12時02分。 記念撮影を行ないます。
先程まで居た中岳山頂方向にはガスがかかってきました。
一足違いで中岳からの展望は得られないところでしたが、神様は私たちの日頃からの行いの、良き理解者のようです。
御池ってどこから見ても絵になりますね。 撮影スポットが多すぎて大変です。
下の写真は天狗ヶ城下りの大岩からの御池の展望です。
これからは一旦、久住分れまで引き返し星生山へと向います。
少しガスが出始めたのが気がかりですが晴れるのを祈りつつ進みます。
星生山への登りは登山者の数も少なく、踏み足も不鮮明で苦労します。
へたに歩くと雪にズボッと埋まります。
新雪の後、最初に歩いた人が間違ったコースを行くと、後の人もこれに続き、とんでもない道を進むことになります。
悪戦苦闘の末になんとか星生山山頂に1時12分に到着しました。
ガスも薄れ、山頂からの展望も何とか楽しむ事ができました。
山頂からの下りは斜面を滑るように西千里浜の分岐まで戻り、沓掛山をへて牧ノ戸登山口に戻りました。
2時35分下山です。
何とか天候にも恵まれ、原田氏も満足してくれたみたいで、誘った私も嬉しい気持ちです。 お疲れ様でした。
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- 2011/02/13(日) 00:44:21|
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御来光が見たくて 先週は難所ヶ滝を見に三郡山・宝満山に登り、その後は暖かい日が続いているが、由布岳には雪は残っているでしょうか?
冬山の美しさに魅せられて、期待をこめて行ってみる事にしました。
前回は2009年8月2日に正面登山口から登っているので、東登山口から登りたかったのだが、残雪の状態がわからないので、無難に正面登山口から登る事にしました。
ただし今回は日の出を見たくて、家を夜中の2時に出発。
登山開始が4時10分。 気温は氷点下3℃でした。
合野越まではアイゼンは着けずに行きますが、樹林帯に入ると徐々に残雪が多くなってきました。
用心のためにアイゼンを装着し、徐々に高度を増して行くと、路面は段々とアイスバーン状態になってきました。
下の写真はマタエ下のジグザグの途中からの由布市の夜景です。
マタエ到着が6時丁度です。
日の出は7時5分の予定ですので時間調整をしながら東峰に向います。
気がつくと東の空が赤くなり始めましたので、慌てて登り、東峰到着が6時30分。
それから日の出までの約30分は寒さとの戦いでした。
鼻水が次から次へと流れ、難所ヶ滝の氷瀑状態になるのではと思いました。
ようやく7時05分に太陽が姿を現しました。 感動の瞬間です。
寒さに耐えた分だけ余計に感動も大きかったです。
山頂にはなぜか「願う 世界平和」の標識が立てられています。
7時35分までの1時間5分もの時間、寒さに耐えながら撮影を楽しみました。
下の写真は今回の撮影で一番のお気に入りです。
朝日をバックにシルエット風に写してみました。
山頂では日の出と同時に東登山口から登って来た青年2人にシャッターをお願いして、山頂標識の横で記念撮影。
下の写真は山頂から九重連山を撮影したものです。
朝もやの中に浮かび上がる展望は、これもまたお気に入りの一枚です。
この後は、下山の予定でしたが、折角来たので西峰へも入ってみることにしました。
お鉢巡りをしようかとも思い先に進んでみましたが、思ったより残雪が多く断念しました。
山頂で一緒だった青年2人も前後しながら西峰へと向いました。
下りは特に注意が必要です。 雪と言うより氷の壁を下っていく部分もあり、ここはアイゼン無しでは恐怖です。
下の写真は東峰からの下山途中から東峰山頂を撮影したものです。
再びマタエに戻ってきました。 7時50分。
障子戸と呼ばれる絶壁にかかるクサリをよじ登ります。
青年の1人は山デビューしてから今回が3座目と経験不足からか、障子戸のクサリ場では恐怖心と戦っているみたいです。
私も十分に注意しながら進み、西峰到着が8時10分でした。
ここでも又、シャッターをお願いして記念撮影。
西峰ではザックを降ろす事も無く10分程居たでしょうか。
二人に別れを告げて、先に下山を始めます。
9時15分に合野越に到着。 少しお腹もすいてきたので朝食(?)タイムです。
9時頃から多くの登山者とすれ違うようになりました。
この時間に下山する人は殆んど居ないでしょうからビックリしていました。
しかしながら次から次にすれ違う度に挨拶だけでなく「アイゼンは必要ですか?」の質問攻めには参りました。
その都度登山路の状況説明を強いられます。
40名程の団体さん(佐賀の山の会のみなさん)やその他の人、全部で200名程はすれ違ったでしょう。
改めて登山ブームであることを実感しました。
下の写真は登山口付近からの由布岳の展望です。
登りはじめの時は凍っていた雪も溶け出して、ぬかるみ状態になっています。
10時丁度に無事下山です。
来た時はガラガラだった駐車場も今では満車状態です。
冬山って最高ですね。
今季の内に再び冬山登山のチャンスは訪れるでしょうか?
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- 2011/02/06(日) 00:26:33|
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